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ふげふげ

2008/07/18 23:30
 今日は茨城にある医療大学にいってまいりました.今日の目的は神経科学における実験家さんがどんな仕事をするのか観察に行くこと.
 正直,おなじ脳科学をやっている身として知っておくべきだし,滅多にない機会だからせっかくだし行ってみようというノリでした.
 しかし,根底から脳科学を見る目をかえられた結果となった.そもそもニューロン一個計測する手間に衝撃を受けた.朝9時半くらいから始めて帰った8時にはまだまだ実験が続いていた.夜中の三時までにとれればマシな方だそうです.さらに,今回の実験動物は猫だったのですが,猫一匹の命の重さ.命がかかっているからこそ失敗できないプレッシャーも当然ある.さらに,ここは理論家と致命的な違いであるが正しい手順を踏んでいても結果がでるとは限らない点に愕然とした.こんな理不尽な目にあってさえ計測できるニューロン数は1つであること.本当に気が遠くなるような作業で,ぼくが帰るときには未だ結果がでる兆しさえなかった.
 つまるところ,同じ脳科学をやる気があるなら,実験家の大変さをわかることが何よりも大事であるということを実感した.正直ダメダメなモデルを作ってギャアギャアわめいてもそりゃ相手にされないわけだわ.だって実験家はこれだけリスクを負ってこれだけ大変な作業をこなしているのだから.同じ脳科学をやる以上,実験家のサポートだけでなく,実験家が認めてくれる理論神経科学者を目指したい.強く感じた今日一日でした.ホントにいい体験できた.おおいずみさんに感謝.
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